
「もうすぐだ」
もし突然
そんな声が聞こえたら
どう思いますか
1998年公開のアメリカ映画
『ジョー・ブラックをよろしく』では
主人公ビル(アンソニー・ホプキンス)が
ある「告知」を受け取ります
それは
何かを予感させる
そしてどこか不気味な
不思議なメッセージでした
映画の中だけの話――
そう思いますよね
でも実は
それに非常に近い出来事が
現実の医療で
報告されています
もし「その声」が
あなたの病気を
教えてくれていたとしたら?
今回ご紹介するのは
まるで映画のような展開が
現実に起こった
驚くべき症例報告です
ここからは
現実に報告された症例です
患者は
40代前半の女性
精神疾患の既往はなく
身体的にも健康でした
ある日
自宅で本を読んでいると
突然
頭の中に声が響きます
「怖がらないでください」
「驚いているでしょうけど
これが一番簡単な方法でした」
さらにその声は
こう続きます
「ロンドンのある病院の
放射線科へ行ってください」
そして
「あなたには
脳腫瘍があります」
あまりにも具体的な内容に
女性は恐怖を感じ
精神科を受診します
治療により
声はいったん消えましたが
その後
再び現れます
「早く戻って
治療を受けるべきです」
不安を抑えきれなくなった彼女は
再び病院へ
医師は念のため
検査を行いました
すると
幻聴が示した通り
脳腫瘍が見つかります
手術は無事に終了
そして術後
あの声は最後に
こう語りかけました
「あなたを助けられて
嬉しいです」
それ以来
声が聞こえることは
二度とありませんでした
この現象の仕組みは
現在も解明されていません
では私たちは
この症例から
何を考えるべきでしょうか
身体はときに
さまざまな「かたち」で
サインを出します
痛み
違和感
なんとなくの不調
鍼灸では
そうした微細な変化を
大切に見ていきます
もしかするとそれは
身体からの
小さな「告知」かもしれません
あなたは
そのサインに
気づけていますか?
※本投稿の内容は、以下の症例報告をもとにしています
Azuonye IO. A difficult case: Diagnosis made by hallucinatory voices. BMJ. 1997 Dec20;315(7123):1685-1686.
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