
10/31はハロウィンですね!
米国では古くから親しまれ
子供たちがお化けに仮装し
「Trick or treating!?」
(お菓子かイタズラか!?)
と言って
近所からお菓子をもらうのは
日本でも有名ですよね!

さて日本にも
家人にイタズラをしつつ
見た者には幸運を
家には富をもたらす妖怪
座敷わらしがいますね。
院長もぜひ一度
お会いしてみたいですが
残念ながら
機会に恵まれておりません。

さてそんな座敷わらしの
イタズラですが
暗がりから姿を見せたり
時には声を出したり
はたまた睡眠中の人を
くすぐるなどの
イタズラをするそうです。
びっくりするけど
かわいらしさも感じる
座敷わらしのイタズラですが
このイタズラを病気症状として
考察した神経内科の
論文がありました!
※最下部に論文情報を記載。

結論は
「ズバリ!
レビー小体病の症状だッ!」
だそうです。
レビー小体病は
脳にレビー小体という
異常たんぱく質が
蓄積することで
起きる認知症です。
主な症状に
◇幻視
◇幻聴
◇レム睡眠行動異常症
(睡眠中手足を激しく動かす)
などがあります。
先の結論を少し補足すると
座敷わらしのイタズラと
レビー小体病の症状の
共通点として
◇暗い環境下での幻覚
◇睡眠中の触覚体験
◇枕や布団の散らかりなど
が挙げられています。
座敷わらしの存在は
信じつつも
古くからの言い伝えや現象を
現代医学的に考察する事も
大変興味深く
面白いと感じてしまいます!
さて
座敷わらしに会いたい
あなた。
タガマヤ村がありますよ。
-論文情報-
駒ヶ嶺朋子ほか.
Lewy小体病における幻覚とザシキワラシとの類似点-民俗学史料への病跡学的分析の
試み-
神経内科. 2016;84:513-519.
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